おまえはおまえにしかなれねー(ARIAに学ぶ)2007年12月22日 16時04分31秒



更新が1回飛んでしまいました。
12月は師走っていいいますけど、ほんとあっという間な気がします。

さて、今日はARIA7巻にそって。
第31話「春の女神」から。
みんなで、バーベキューをしているとき、
藍華ちゃんは長く伸ばした髪を火で焦がしてしまいます。
落ち込む藍華ちゃん。
藍華ちゃんは、アリシアさんのようになれるようにと
その長髪に願掛けをしていたのでした。
慰める灯里たちですが、先輩の晃さんは
「おまえがアリシアになれる訳ない」と冷たく言います。
馬鹿にされたと思って、泣いて逃げ出そうとする藍華ちゃん。
それをさえぎって晃さんは強く言います。
「おまえは おまえにしか なれねーんだ」
「他の誰の真似できない 火星史上最高の
水先案内人になりゃーいいんだよ」と。

誰かにあこがれるというのは、何かを目指すきっかけに
なるかもしれません。でもその人の真似ばかりでは、
せっかくの自分らしさを見失ってしまうでしょう。
そんなことに、気づかせてくれる先輩がいるっていうのも
いいことですね。

素敵なものは無限大2007年12月22日 16時30分42秒



大規模な停電で、灯里の働くARIAカンパニーも夜真っ暗に。
真っ暗だと怖くて眠れない灯里。
そこで、アリシアさんにお願いして
一緒に泊まってもらうことになります。
アリシアさんは、キャンドルをたくさん持ってきて
部屋中に火をともします。
普段とは違う「別世界」みたいという灯里。
寝室の屋根裏も月明かりが差し込んでとてもきれいです。
灯里が「当たり前すぎて普段気づかない素敵なものって
まだまだいっぱいあるのかも」というと
アリシアさんは同じものでも、時間や季節が違えば変わるし
「その時 その場に 居合わせる自分の気持ちひとつで
見えてくる世界が まったく変わってしまう」
「もう大変よ 素敵なものは無限大なんだから」という。

同じ景色でも、自分の心次第で、見え方は変わってきます。
感じる心さえ豊かだったら、毎日が驚きと発見のすばらしい
日々に変わる気がします。豊かな心を持ちたいなと思います。

人は自分の心を映す鏡2007年12月22日 16時30分53秒



みんなでアリスちゃんの働いている会社に泊まりに行ったとき、
届いていた社内パーティの招待状を欠席にしてしまうアリスちゃん。
会社の先輩と会ってもギクシャクしています。
心配する灯里たちに「別に嫌われてるわけではない」というアテナ先輩。
みんなでお風呂に入った後
鏡の前でアリスちゃんの
髪を乾かしてあげながらアテナ先輩はいいます。
「笑っている人の前では自分も楽しくなるし
萎縮している人の前では自分もつい緊張してしまう」
「鏡が自分の姿を映すように 人もまた自分の心を映すのよ」
「笑ってごらん そしたらアリスちゃんの前にいる人も
きっと笑い返してくれるわ」と。

人は自分を映す鏡とは大変示唆に富む言葉だと思います。
こちらが相手を気に入らないと思っていても
それは自分の心の中にそういう部分があるのかもしれません。
相手とうまく行かない時は自分の心を見つめ直して
自分から変わってみるというのも一考かと思います。